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西原 哲夫; 國富 一彦; 村上 知行
Proceedings of 3rd International Topical Meeting on High Temperature Reactor Technology (HTR 2006) (CD-ROM), 8 Pages, 2006/10
高温ガス炉水素製造システムにおいて、水素製造プラントは原子炉に近接されるため、水素漏えい事故に対する設計上の考慮が必要となる。配管破断時には高圧水素はジェットとして噴出するため、水素蒸気雲爆発に対する安全評価を実施するには、原子炉施設周りの水素の噴流拡散挙動を解析する必要がある。本検討においては、水素漏えい量,配管口径,障壁等の効果を調べることを目的として、STAR-CDを用いた解析により、拡散特性を評価した。水平移動距離を移流距離と定義し、それぞれのケースについて比較検討を行った。爆風圧力の評価は汎用的なマルチエネルギー法を用いた。爆発時の有効エネルギーは拡散解析の結果を元に算出した。水素ガスの移流拡散距離と爆風圧減衰距離を組合せたものを離隔距離として提案した。この方法を用いて、水素製造プラントと原子炉施設に離隔距離を最適化することができる。
高松 邦吉; 中川 繁昭; 武田 哲明
Proceedings of 3rd International Topical Meeting on High Temperature Reactor Technology (HTR 2006) (CD-ROM), 6 Pages, 2006/10
高温工学試験研究炉(HTTR)は、原子炉熱出力30MW,原子炉出口冷却材温度950Cの黒鉛減速,ヘリウムガス冷却の高温ガス炉である。HTTRを用いた循環機停止試験は、強制循環冷却機能の部分喪失を生じさせ、原子炉保護設備が通常の流量設定値で作動しない場合でも、負の反応度フィードバック特性により原子炉出力が低下し、原子炉が安定に所定の状態に落着き、この間、冷却材温度,炉内構造物温度等の変化が緩慢であることを実証した。また、動特性解析では、炉心全体の熱移動を考慮したモデルと燃料チャンネルモデルを結合し、1点炉近似動特性方程式を解くことで、実機の試験データを再現することが可能となり、設計・評価に関する解析手法を高精度化することができた。さらに、適切な安全裕度を仮定することで、経済的に優れた超高温ガス炉(VHTR)システムの設計が可能となった。